種目
シンクロナイズドスケーティング
シンクロナイズドスケーティング
オリンピックや世界選手権など、代表的なフィギュアスケートの競技会で実施される種目には、以下のものがある。
* 男子シングル (Men)
* 女子シングル (Ladies)
* ペア (Pairs)
* アイスダンス (Ice Dancing)
このうち、男子シングルと女子シングルでは選手が1人で競技を行なう。これに対し、ペアとアイスダンスでは男女2人が組になって演技する。
このほか、グループスケーティングとして、男女2人ずつの4人で演技をするフォアスケーティングや、男女20人のチームで演技をするシンクロナイズドスケーティングもある。
[編集] 競技会
詳細はフィギュアスケート競技会を参照
フィギュアスケートの競技会にはアマチュア資格をもつ選手が出場できる。
[編集] 年齢別クラスと級
競技会は、競技者の年齢と保持するテスト級によって出場できる大会が決められている。テスト級はバッジテストと呼ばれる昇級試験に合格することで得られ、日本では初級から8級(8級が最上位、アイスダンスではプレリミナリーからゴールド)までレベルが分かれている。
日本スケート連盟が主催する競技会には、大きく分けて以下のクラスがある。
* シニア - 15歳以上かつ7級以上
* ジュニア - 13歳以上18歳以下かつ6級以上
* ノービス
o ノービスA - 11歳以上13歳以下かつ4級以上
o ノービスB - 9歳以上11歳以下かつ3級以上
一般的な競技会では個人もしくはそれぞれのペア、カップル、チームを単位として出場するが、プロスケーターが参加するなど、非公式な競技会においては、団体戦も行なわれる。2006年より日本で行われているジャパンオープンや、同年10月にアメリカで行われたキャンベル杯がその例にあげられる。
* なお、フィギュアスケートを目にすることのできる場としては、競技会とは別に、アイスショーもある。
[編集] 競技会のながれ
フィギュアスケートの競技会はおおむね以下のながれにしたがって進行する。
1. 公式練習
2. 開会式
3. ショートプログラム(男子・女子・ペア)/コンパルソリーダンス(アイスダンスのみ)
4. オリジナルダンス(アイスダンスのみ)
5. フリースケーティング(男子・女子・ペア)/フリーダンス(アイスダンスのみ)
6. 表彰式
7. エキシビション
演技後すぐにジャッジによる採点が行なわれる。
競技会で上位の成績をおさめた選手や主催者に特別に推薦を受けた選手は、エキシビション (exhibition gala) に出演することができる。エキシビションでは採点はおこなわれず、競技におけるときのような要素の制約がない。シングルやペアの競技では禁止されている歌詞の入った音楽を使ったり、椅子や傘などの小道具を用いたり、衣装を着替えたり、といった演出も認められており、バックフリップのような危険な技を見せる選手もいる。選ばれた選手の試技により、競技の発展とアピールを行うものである。
[編集] 競技の技術的要素
詳細はフィギュアスケートの技術と得点を参照
男子および女子シングルでは、ジャンプ、スピン、ステップ、スパイラルなどが競技の技術的な構成要素となる。ペアではさらにスロージャンプ、リフト、ツイストリフトが加わる。アイスダンスではジャンプやリフトなどに制限がある一方、ステップにより重点がおかれる。要素ごとにさまざまな種類があり、その難易度に応じて配点も定められている。
[編集] スケーティングの基本とエッジ
F:前進/B:後進L:左足/R:右足1. トウピック2. アウトサイドエッジ3. インサイドエッジ
F:前進/B:後進
L:左足/R:右足
1. トウピック
2. アウトサイドエッジ
3. インサイドエッジ
フィギュアスケートは、基本的に片足で、インサイドかアウトサイドどちらかのエッジに乗って滑走する。
氷についているほうの足はスケーティング・レッグ(滑り足)、ついていないほうの足はフリー・レッグ(浮き足)と呼ばれる。右足をスケーティング・レッグとしたとき(右足片方だけで滑るとき)、氷の表面に対してスケート靴のエッジを、
* まっすぐに立てる(フラットに乗る)と、直進する。
* 内側に傾ける(インサイドに乗る)と、左に曲がる。
* 外側に傾ける(アウトサイドに乗る)と、右に曲がる。
滑走には前方(フォワード)と後方(バックワード)の2つの方向があり、また右足(ライト)と左足(レフト)それぞれで滑るので、次の8つのパターンがあることになる。
* ライト・フォワード・インサイド(ライト・フォア・イン、RFI)
* レフト・フォワード・インサイド(レフト・フォア・イン、LFI)
* ライト・バックワード・インサイド(ライト・バック・イン、RBI)
* レフト・バックワード・インサイド(レフト・バック・イン、LBI)
* ライト・フォワード・アウトサイド(ライト・フォア・アウト、RFO)
* レフト・フォワード・アウトサイド(レフト・フォア・アウト、LFO)
* ライト・バックワード・アウトサイド(ライト・バック・アウト、RBO)
* レフト・バックワード・アウトサイド(レフト・バック・アウト、LBO)
これらのカーブ(曲線)を描く動きは、コンパルソリーの課題にも含められていた。
インサイドとアウトサイドのエッジの使い分けはスケーティングの基本であり、競技者がもつスケーティングの技術や、ジャンプ、スピン、スパイラルなどの評価にも影響を与えるものである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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